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健康チェック HbA1c 過去~今が分かる

2015/9/11 健康NAVI

定期検診や健康診断を受けることは重要

「2ヵ月で目標体重に向けてダイエット」、「2ヵ月で体脂肪率を落としてシックスパッドを目指すこと」をコミットする。安全に成功に導くためにも、身体の状態が健康である基礎作りが大切です。基礎的健康のチェックは、定期検診や健康診断を受けることは大変重要で、自分が知らない間に生活習慣病やその他疾患が見つかる場合があります。

その中でも、代表的な疾患の一つに糖尿病があります。糖尿病は慢性的に血糖値が高くなる病気です。糖尿病の診断や治療のコントロールに用いる指標の一つに「HbA1cヘモグロビンエーワンシー」と呼ばれるものがあります。このHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、過去1〜2ヶ月間の血糖の平均を反映し、数値が高い程、長期に血糖が高いことを示し糖尿病の合併症の可能性が高くなります。

糖尿病で怖いのは、この合併症を引き起こしてしまうからです。代表的なものは3つあり、神経障害(しびれ)、網膜症(視力)、腎症(腎機能低下)で、糖尿病の初期には自覚症状がほとんどありません。だからといって放置すると気がつかない間に全身の様々な合併症が進行している可能性があります。

 

気軽に健康チェック・検体測定室

最近、薬局などの施設内で、こめ粒程度の血液を採取し(自己穿刺)HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)を測定が行うことができる検体測定室と呼ばれるものが提供されるようになりました。

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、その日に食べた食事の内容や時間に影響がほぼ無いため、昼休み、会社帰り、買い物途中など気軽に健康チェックを受けることができます。費用は、有料な場合が多く、数百円〜1,000円前後と負担も少なく、時間も説明・測定を含め10〜15分程です。また、検体測定室には、血液の脂質(総コレステロール、HDL-コレステロール、トリグリセライド)なども測ることができ、様々な健康チェックができる薬局や施設があります。まずは、かかりつけ薬局に相談してみるのも良いでしょう。

 

漢方による糖尿病に対するアプローチ

糖尿病治療の原則は食事療法と運動療法であり、高血糖が高度であれば血糖降下剤やインスリンなどの薬物療法になります。

漢方治療は軽度糖尿病で投与する場合もありますが、漢方薬の持つ血流改善作用や抗酸化作用などに期待して合併症予防を考えることが多いです。

 

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