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貧血

貧血の症状について

貧血 おすすめ漢方血液中の赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値のいずれか、またはいずれも正常値よりも低い状態をいいます。
鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、悪性貧血、巨赤芽球性貧血、溶血性貧血などあります。西洋医学的治療を行いながら漢方薬を併用し治療します。

 

 

漢方を使った対処法

貧血が起こると、皮膚、瞼の裏、唇など蒼白になります。体がだるい、疲れる、考えがまとまらなくなる、めまい、動悸、頭痛、肩こり、視力の衰えなど引き起こすこともあります。漢方の治療では、人参、白朮、茯苓、炙甘草、黄耆は、消化吸収機能を亢進して食欲不振、身体の疲れを改善。当帰、川芎、芍薬、地黄は、栄養状態の低下した血虚を改善し造血作用を促します。特に当帰、川芎は、血行を促し冷えを改善します。

代表的な漢方薬漢方の基本

十全大補湯
じゅうぜんだいほとう
上記対処法に挙げた生薬十種をバランス良く配合(四君子湯と四物湯の合剤)。疲れやすい方(消化吸収を促し疲れを改善)。骨髄で造血を促す当帰、芍薬、地黄を含む。貧血のベース漢方処方。
四君子湯
しくんしとう
人参、白朮、茯苓、炙甘草を配合。疲れやすい方(消化吸収を促し疲れを改善)。
四物湯
しもつとう
当帰、川芎、芍薬、地黄を配合。骨髄で造血を促します。
帰脾湯
きひとう
貧血、不眠症、物忘れしやすい、ドキドキしやすい方。体質虚弱。胃腸が弱い。
苓桂朮甘湯
りょうけいじゅつかんとう
めまい耳鳴りなどがある時に、十全大補湯などと併用する。
補中益気湯
ほちゅうえっきとう
抗ガン剤などによる胃腸障害、肝障害、貧血などの予防に用いられることもある。胃切除後の貧血予防にも。

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